

日々のトレードお疲れ様です。
また、ランクインされた方々おめでとうございます。
新型コロナウイルスの関係からか、2020/3/30〜2020/4/3の期間に関しては以前に比べボラが落ちついてきています。
しかし「ボラが落ち着き始めた=エントリーチャンスが減った」と焦っしまい、期待値の低いエントリーを繰り返していると、資産を減らしてしまうという結果に繋がりかねません。
チャンスが減ったからこそ「少ないチャンスをモノにする必要」があり、そのためには「しっかりとチャンスを待つ」ことも必要です。
ですのでチャンスが減ったからと焦るのではなく、しっかりと「期待値の高いエントリー」ができるよう、しっかりと相場分析を行いながらトレードに励んでいきましょう。
また、エントリーチャンスが少ないということは、逆に考えれば今までエントリーに費やしていた時間を学習に費やすことができるので、学習するチャンスだと思って知識を補ったり過去のトレードを振り返ったりして、「得意をさらに伸ばす」「不得意を克服する」ために時間を使うこともできます。
ですのでエントリーチャンスが少ない時こそ、エントリーチャンスの多い時期にしっかりと利益を獲得できるよう、しっかりと学習を行っておきましょう。
当スクールの学習方法は「オンラインコンテンツで学習して頂き、トレードに関してのアドバイスを講師から貰う」という形で学習を進めて頂く形ですが、基本の学習はオンラインコンテンツのため、会員様自身で学習を行って頂く必要があります。
いわゆる「自習」という形で学習を進めて頂く訳ですが、「会員様自身で学習の機会を作り学習して頂く」という学習方法であるからこそ、その機会の設け方によって個々人により学習の進度や深度に差がでてきます。
つまり「上手く学習の機会を作ることができる方」はそうでない方に比べ「学習の速度が早く、学習に対する理解も深くなり、より早くFXのトレードスキルを得ることができる」ということになるわけですが、それは同時に「FXで収益を得るタイミングが早くなる」ことを意味します。
FXで資産を得るために学習頂いているのに、学習の機会を作るのが上手くない事が原因で、収益化が遅くなってしまうのは時間的にも金銭的にも勿体ないことです。
そこで今回は学習の機会を増やす為の学習習慣の観点から「学習における習慣化のコツ」についてお話します。
学習機会を増やす為の「習慣化」
皆さんにも常日頃行っている「習慣」が最低でも1つや2つあると思います。
それは早起きであったり、読書であったり、運動であったり、はたまた飲酒や喫煙であったり、もっと言えば「毎朝歯を磨く」ということや「毎晩お風呂に入る」ということも習慣となります。
こうした「常日頃当たり前の様に行っている習慣」の中にFXの学習を組み込むことができれば、「毎日当たり前の様にFX学習を行う」という事が実現できます。
つまり「習慣化さえしてしまえば自ずと学習の機会が増え、それに伴いFX学習の進度と深度が上がる」ということになるのですが、一方で「一度身に付いてしまった癖という名の習慣」を取るのが難しいように、「何か新しいことを習慣化すること」は非常に難しいことです。
しかし世の中には知っている人だけ得をする「コツ」というものが存在しており、コツを知っているか知らないのかで大きな差がでます。
そして習慣化に関してもそのコツが存在しています。
日々のFX学習を習慣化することでより効率的にFXのトレードスキルを身につけられるようになることから、習慣化のコツを知りFX学習を習慣化にすることは、自分自身に多大なメリットをもたらします。
一例ではありますが、今回のコラムではそんな習慣化に関するコツをいくつかピックアップしますので、「より早くFXのトレードスキルを身につけたい」という方や「より早くFXで安定して勝てるようになりたい」という方、そして「現状のトレードスキルを更に高めたい」という方は是非参考にして頂き、FX学習の習慣化を図って頂ければと思います。
1.スモールステップ(小さな階段)から始める
誰しも何か新しいことを始める時「よっしゃやるぞ!」とやる気満々の状態から始まります。
しかし、その気合が永続的に続くなら別ですが、そうでない場合は「最初に気合を入れ過ぎてしまった挙げ句、結果習慣化に繋がらない」という事態も起こりえます。
例えば、ダイエットに挑戦する方は世の中に多数いらっしゃるかと思いますが、多くの方が目標を達成できず挫折します。
だからこそ「飲めば痩せる」といったようなサプリが売れたり、昨今「パーソナルジム」などが流行っている訳ですが、なぜそういったものが流行るのかと言えば「ダイエットで挫折する人間が多いから」となります。
なぜ上記のダイエットの例のように、一度決めた目標に対して挫折してしまうのかというと、それは上記したように「最初に気合を入れ過ぎたせいで習慣化に失敗したから」となるのですが、ではなぜ最初に気合を入れすぎると習慣化できないのか。
それは人間の脳が持つ性質によるものが原因です。
人間の脳は恒常性(ホメオスタシス)という機能を持っています。
恒常性とは「現状維持をしようとする性質」のことなのですが、この性質のせいで急に変化をしようとすると脳にストレスがかかり、その反動として脳が「もう嫌だ」となり、結果的に三日坊主となります。
中には恒常性を無視できるほどの気合で長期間やり続け、習慣化に持っていくことができる方もいらっしゃるかと思いますが、基本的には恒常性による反動を受けないよう「少しの変化」を繰り返すほうが習慣化に繋がります。
ですので習慣化をなるべく確実にさせたいと思った際には、いきなり大きな変化をしないようスモールステップから始めるべきなのです。
仮にダイエットの為にジョギングを習慣化したいと思った際には、いきなり1時間走るのではなく、まずは10分走ることを毎日行い、徐々に分数を増やしていくという形で行うと良いでしょう。
FX学習に関しても、最初から長時間学習するのではなく、短めの学習時間を設定したり、「動画1本」など時間や回数などを決めて行うのがいいでしょう。
2.トリガーを作る
習慣化に関して切っても切れないものの中に「行動」があります。
上記した歯を磨く、お風呂に入るという毎日の習慣も「歯を磨く」「お風呂に入る」という行動をし続けてきたからこそ、今現在毎日行う習慣として身についており、「行動」がなければ習慣化をすることはできません。
今現在我々が行っている習慣は主に、家庭内や学校での教育による影響で、習慣として身についているものなのですが、これは親や教師が我々の行動に目を光らせ、口酸っぱくその行動を取るように促し続けてきたからこそ、現在我々に習慣として身についているのです。
しかし大人になった現在はどうでしょうか?
ご自身の置かれている状況によっては、自分自身の行動に対して目を光らせ、叱責してくれるような方がいらっしゃるかもしれませんが、成人した「いい大人」である我々の場合、基本的に「自分自身で判断、行動」していかなければならないため、習慣化するためには自分自身で意図的に行動をして習慣化していかなければなりません。
ですが我々も人間です。
ついつい忘れてしまったり、気分的に乗らなくて行動を起こせない時もあります。
そんな時に使えるのが「トリガー」です。
トリガーとは
・引き金
・きっかけ
・契機
・起爆剤
というような意味で使われる言葉で、この「トリガー」を習慣化させたい行動に対して設定することで、トリガーを元にして行動に移すことができるようになります。
「トリガー」と聞くと耳慣れない言葉ではありますが、実は皆さんの普段の行動の中にも何気なくそのトリガーが存在しており、例えば
・目覚まし時計が鳴ったから → 起きる
・朝8時になったから → 家を出る
・お腹が空いたから → ご飯を食べる
・雨が降ったから → 洗濯物を取り込む
といったような形でトリガーが存在しています。
上記した例では「お腹が空いたから」に関しては生理現象をトリガーとするものですし、「雨が降ったから」は天候によるものなので我々人間がどうこうすることは出来ませんが、その他のトリガーに関しては我々人間がコントロールできるものです。
つまり「我々人間がコントロールできるトリガーを行動に対して結びつけ、トリガーに対して行動を起こしていけば、自ずと習慣化することができる」ということになります。
トリガーには
・行動トリガー
・場所トリガー
・時間トリガー
上記3種類のトリガーが存在しており、このトリガーに対して行動を紐付ける事で習慣化のための行動を起こしやすくなります。
具体的なトリガー設定に関しては、個々人の生活スタイルによって様々な設定方法があるので具体的に「どの様にすればいいのか」ということは言及しませんが、例を挙げるとするなら
・お風呂の後に学習を行う(行動トリガー)
・学習スペースに行った際に学習を行う(場所トリガー)
・23時になったら学習を行う(時間トリガー)
といったような形です。
これらのトリガーを自分の生活スタイルに合わせた形で設定し、上手く活用して習慣化の為の行動を行い、学習の習慣化を図っていきましょう。
コツを使って学習を習慣化し、より早くトレードスキルを身につける
FXのトレードスキルを得るためには学習が必要です。
ただしその学習には特異な能力を持っていない限り「学習を繰り返し行って、その内容を身につける」ということをしていかなければなりません。
つまり「幾度も学習の機会を設け学習していく」ということが必要になります。
「幾度も学習の機会を設ける必要性がある」と聞くと難しく聞こえますが、皆さんが常日頃から行っているような「習慣」に対して学習を組み込むことができるのであれば、常日頃から学習することができるようになります。
ですので何か学習をする際には、その学習自体を習慣化さえしてしまえば学習の機会が多くなることから「より学習進度が早く、より学習深度が深く」学習を行う事ができるようになります。
しかし、悪い習慣である「癖」を取ることが難しいことから考えても、「習慣化」をすることは簡単なことではありません。
ですが、知っている人だけ得をする「コツ」さえ知ってしまえば、コツを知らない状態よりもより確実に習慣化することが可能です。
今回のコラムでは、そんな「習慣化するためのコツ」に関して「スモールステップ」と「トリガー」という2つの習慣化のコツをご紹介させていただきました。
それぞれ脳科学的な観点と心理学的な観点からの習慣化に対するコツになりますが、このコツ知り、このコツを実際に活用することでコツを活用しないよりも確実に習慣化出来るようになりますので、効率よくトレードスキルを身につけたい方や、より早くトレードスキルを身に着けたい方は是非この「コツ」を試して、学習の習慣化を試みて頂ければと思います。