週報ランキング 2020/3/16〜2020/3/20

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週報ランキング 2020/3/16〜2020/3/20 | PFC - FX Trading School

日々のトレードお疲れ様です。

また、ランクインされた方々おめでとうございます。

2020/3/16〜2020/3/20の期間に関しては、先週に引き続きボラが大きい状態が続いており、利益を伸ばした会員様が多くいらっしゃいました。

こうしたボラの大きい時期に利益を伸ばすためには「期待値の高いトレード」や「利大損小のトレード」が必要になります。

ボラの小さい時期は余りエントリーが出来ずにモチベーションが下がってしまうことも考えられますが、いざボラが大きくなった時に「期待値の高いトレード」や「利大損小のトレード」が出来ていなければ利益を伸ばすことは出来ません。

昨今はボラが大きくチャンスも多いですが、いざボラが小さくなってチャンスが少なくなった際には「ボラが大きくなった際に利益を伸ばせる」ようにしておく必要があります。

利益を伸ばしている方々は「しっかりとした知識と技術を持っているから」ボラが大きいときでも利益を伸ばせています。

だからこそ、現状のようなボラの大きい時にしっかりと利益を得られるよう「ボラが小さい時にしっかりと学習を行う」ということを行っていきましょう。

PFCでは会員様に「FXの学習を行って頂き、FXで資産を運用できる技術を身に着けて頂く」ということを目標にスクールの運営をさせて頂いておりますが、人それぞれ個性の違いがあるように、会員様一人一人の学習速度と学習習熟度が違います。

これは個々人の「先天的な能力」に基づく面ももちろんありますが、その他にも「今までの人生で培ってきた経験」に基づくものや、会員様ご本人の「性格」や「学習に取り組む環境」、「学習に費やせる時間」など様々な要因があります。

しかし上記した部分以外にも「学習におけるテクニックを知っているか知らないか」によっても学習速度や学習習熟度は変わってきます。

事実、昨今では「東大生の勉強法」のような「学習の際のテクニック」に関する書籍が話題を呼ぶなど、学習におけるテクニックに関しても重要視されています。

そこで今回はFX学習にも役立つ「学習に役立つ記憶に関するテクニック」についてお話したいと思います。

記憶と忘却

人は忘却する生き物です。

誰しも人生に最低一度くらいは「忘れなければいいのに」と思った事物があるかとは思いますが、人間の脳には「脳の中の記憶を整理」するために「忘れる」という機能が備わっています。

この「忘れる」という機能に関しては、「一度覚えたものを忘れてしまう」という一見無駄な機能のように思えますが、実はこの「忘れる」という機能が無ければ「ネガティブなことも忘れることが出来ないが故に日常生活に支障が出る」といった結果をもたらしてしまうので、実は人間が生きていく上で必要不可欠なものになります。

しかし学習においては「忘れる」という機能が、我々人間の成長を阻害する一つの要因となっています。

せっかく限られた時間を使って学習をしているのに、ある一定の期間の経過で忘れてしまい、再度学習しなければならないというのは、時間のムダでもありますし、精神的にキツイものです。

しかし上記したように「忘れる」という機能は我々人間にとって重要なことであり、また人間である限り逃れることはできません。

つまり「人間には忘れるという機能が備わっており、それが人間にとって必要不可欠なもので、それから逃れる事はできない」ということになるのですが、何か物事を覚える際に「効率よく覚えられるようなテクニックは無いのか?」と言われるとそれは「NO」で、効率よく記憶するテクニックは存在しています。

逆にこの「効率よく記憶するテクニック」を知らなければ、仮に「同じ時間」「同じ内容」「同じ環境」で学習したとしても、その効果は大きく差が出ます。

同条件での学習においても個々人によって学習効果に差が出る事は、今までの人生経験の中でなんとなく理解していた事ではあるかとは思うのですが、その要因として「先天的な能力」や「今までの人生の中で培ってきたもの」以外に「学習の際のテクニック」が存在しています。

つまり「先天的な能力」や「今までの人生の中で培ってきたもの」というのは今更変えることはできなくとも、「学習の際のテクニック」さえ理解し実践すれば「現状よりも効率よく学習を行うことができる」ということです。

記憶のメカニズムと忘れないためのテクニック

具体的な「学習の際のテクニック」を知る前に、まず人間の記憶について知る必要があります。

皆さんも耳にしたことがあるかと思いますが、人間の記憶には「短期記憶」と「長期記憶」が存在しています。

文字通り、短期記憶は「一時的ですぐ忘れるような記憶」、長期記憶は「長期間覚えているような記憶」となるのですが、長期記憶に関しては「感情が大きく揺らぐぐらいの超重要な事」でもない限り、全て短期記憶の方に記憶されます。

つまり、より効率よく学習を進めるために、より早く記憶の定着化を行いたいのであれば「如何に短期記憶を長期記憶にするか」ということが重要になってくるのです。

では具体的に、どの様なことをすれば短期記憶を長期記憶に出来るのか。

それは「復習」です。

しばしばこのコラムでは、FXの学習に関して「復習すること」を行って頂くようお伝えしておりますが、では「なぜ復習が必要なのか」と聞かれれば、まさに上記したように「短期記憶を長期記憶にするのに必要だから」です。

そもそもですが、短期記憶と長期記憶は脳の中で保存場所が違い、短期記憶は「海馬」、長期記憶は「側頭葉」という場所で記憶を保存しています。

そして海馬にある記憶を側頭葉に移動させ長期記憶とするためには、その記憶を「重要」と思わせる必要があり、重要と思わせる方法として何度も情報を入力するという「復習」が必要になってくるのです。

もちろんこの復習は「一度だけやればいい」というものではなく、海馬に「この情報は重要だ」と認識させるために何度も情報を入れる必要があることから、複数回の復習が必要になってきます。

この「反復復習」なのですが、無闇矢鱈に反復するのではなく、計画性を持って行うことで最大限の効果を発揮します。

人によって「記憶力」が違いますので、「何回」「どのくらいの間隔で」ということに共通の数値はありませんが、初回の復習に関しては「昼に学習したものはその日の夜に復習」「夜に学習したものは翌日夜に復習」ということは共通しているので、初めて学習したものに関しては「昼なら夜」「夜なら翌日夜」は必ず行うようにしましょう。

初回以外の復習のスケジュール関しては、復習を繰り返し行う事で記憶が強化されていくことから、翌日、3日後、1週間後、1ヶ月後、といったように徐々に間隔を開けていっても問題ないようです。

この辺りのスケジュールは、上記したように「各々の記憶力の違いによって変わる」ので、記憶力に自身の無い方は少し感覚的にタイトな日程で復習するなど、復習のスケジュールを調整をしつつ行うのが良いでしょう。

記憶のゴールデンタイムを活用する

「寝る前には暗記学習が最適」といった説があり、東大、京大といったような「いわゆる難関大学」に入った方の勉強法でも、この「寝る前学習」というものが推奨されています。

「所詮は俗説でしょ」と思われる方もいらっしゃるかとは思いますが、睡眠をとった後の学習効果を図る研究では、「学習の後に3時間睡眠を取るグループ」と「学習の後睡眠を取らないグループ」とでは「睡眠を取ったグループの方が成績が良かった」という研究結果が報告されています。

中には暗記学習だけでなくスポーツのような身体を使う学習に関しても「睡眠後に著しく向上した」というデータが存在しています。

上記の結果から、暗記学習でも身体を使う学習でも「睡眠を取ることで効果が上がる」ということが伺えます。
つまり、同じ量、同じ質、同じ時間で学習するのであれば「睡眠を取る前の方が効率よく記憶に定着させることができる」ということが言えるということです。

ただし、いくら睡眠前学習が記憶の定着に良いからと言ってやり方を間違えてしまうと学習効果が下がってしまう可能性もあります。

しばしば各メディアで「睡眠前のPCやスマートフォンの操作は控えるべき」ということが伝えられていますが、これはPCやスマートフォンから発せられる「ブルーライト」によって「睡眠不足」や「睡眠の質」が悪くなってしまうからです。

睡眠不足や睡眠の質が悪くなると翌日の脳のパフォーマンスが下がってしまうことから、日常生活だけでなく、翌日の学習に関しても悪い影響を及ぼします。

ですので睡眠前学習を行う場合は、PCやスマートフォンを使わない学習を行うか、PCやスマートフォンで学習を行わざるを得ない場合は、端末のブルーライトカットモードやブルーライトカット眼鏡などを活用して学習を行うのが良いでしょう。

効率的に記憶化し、効率的に学習を

学習の過程には「記憶する」という行為が存在しています。

だからこそ「記憶する」という行為を効率化することで、学習自体の効率化も行うことができます。

「時間は有限であるからこそ効率的に行ったほうがいい」ということ以外にも、効率よく学習を進め、より早く学習効果を得られることができれば「より早くFXで資産を運用できるスキルを得られる」ということになりますので、効率よく学習を行うことによるメリットは時間だけではなく、スキル、資産という面でもメリットが存在しています。

ですので「個々人の能力・経験・性格・時間・環境」とは違い、先天的なものや現状の生活環境にも関係なく実践できるものですので、是非学習に取り入れて、より効率よく「FXで資産を増やすスキルの習得」や、「FXトレードスキルの更なる向上」を目指して頂ければと思います。

上記でお伝えした学習テクニックに関しては、もちろんFX学習以外にも使えますので、本業のスキルアップや資格取得、趣味の学習にも是非役立てて頂ければと思います。

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