

日々のトレードお疲れ様です。
また、ランクインされた方々おめでとうございます。
10日~14日の期間に関しては、後半ドル円が限定的な値動きとなりエントリーチャンスが中々ない状態となっていましたが、一方で先月よりサポートを始めたユーロ円が大きく値動きした関係で、ユーロ円で利益を獲得できた方も多くいらっしゃいました。
利益を伸ばすという観点から考えた場合には、時に通貨ペアを切り替え、チャンスが多い通貨ペアで行うことが有効です。
ですので「ドル円の動きが限定的でチャンスに恵まれなくともユーロ円で獲得する」ということをできるよう、ユーロ円のコンテンツに関しても学習を行っていきましょう。
ただし、依然として新型コロナウイルスが各地で猛威を振るっていること、またインフルエンザも活発な時期なことから、なるべく感染しないようにすることも重要ですので、ご自身の健康面や手洗いうがいをしっかりと行うなどの対策も同時に行っていきましょう。
我々PFCは「FXという投資ジャンルのスクール」として存在しておりますが、FXだけでなく、投資全般的に「やりたくない」「こわい」というネガティブイメージから避けて通る方は非常に多いです。
それは度々ニュースなどで目にするような「投資関連詐欺」でのマイナスイメージがあるせいなのですが、それ以外にも投資とギャンブルを一緒くたに考えている方も多い傾向にあります。
本来の「投資」は、もちろんギャンブルとは似て非なるものでマイナスイメージを持つようなものでも無いですし、むしろ我々人間は常に「投資」をしながら生きているので、我々の生活の身近に存在しているものが投資です。
もちろん細かく考えれば「資産運用する投資」と「我々の生活で行っている投資」では違いはあるのですが、実はどちらも考え方は同じなのです。
ですので今回は、人生をより豊かにするための「投資についてマインド」についてお話します。
実は身近にある「投資」
上記したように「投資」という言葉自体にマイナスイメージのある日本ですが、じっくり観察すればこの世の中が投資の基本中の基本である「リスク&リターンでできている」ということが分かります。
例えば、何か物を一つ買うにしても「購入した金額以上の効果が見込めるのかどうか」ということは、まさに上記した「リスク&リターン」となります。
つまり何か買うだけでも、それは「何かに対する投資」を行っているということになります。
1.物に対する投資
物に対する投資は
・食器洗いの手間を省くために食洗機を購入する
・洗濯物を干す手間を省くために乾燥機付き洗濯機を購入する
・掃除の手間を省くためにロボット掃除機を購入する
といったような形で行われており、上記の例は「手間を省く為の投資」となります。
もちろん手間を省くという以外でも
・〇〇を楽にするために
・〇〇をできるようにするために
という形で投資が行われており、包丁一つにしても「調理を楽にするための投資」と言えます。
つまり「物に対する投資」はお金というコストを元に、商品そのものや商品の性能でリターンを得ているということになり、仮に「購入したけど思っていた性能じゃなかった」という場合がリスクとなります。
抱えるリスクは「お金」のみで、時間や労力がかからないのは魅力的ですが、値段に見合わないものや、性能や効果が期待していたものよりも下回っていれば「お金を失った上にゴミが手元に残るだけ」という失敗をしてしまう可能性もあるのが「物に対する投資」です。
2.自分の能力向上に関する投資(自己投資)
上記した「物に対する投資」以外にも、時間や労力を犠牲にして何かを学んだり、時間や労力だけでなく、時にはさらにお金をかけて習い事をしたりすることも「自分の能力向上に対する投資」となります。
この自分自身に対する能力向上のための投資は「自己投資」と呼ばれています。
ですので我々が日常的に行ってきた
・よりよい学校へ行くこと、またそれに対する学習
・資格を取得すること、またそれに対する学習
・技術を取得すること、またそれに対する学習
・よりよい会社に入ること、またそれに対する学習
などは全て自己投資に当たり、おしゃれをすることも、自分磨きをすることも全て自己投資です。
つまり「自分自身が現状より、よりよくなるために時間や労力、お金を投じること」のことを自己投資と呼びます。
自己投資の場合、本人の生まれ持った能力や今までの人生で培ってきた能力で費やすコスト(時間や労力、お金などのコスト)が変わってくるので、個々人でかけるコストの多さが違ったり、かけたコストと結果が必ずしも「等価交換」になるとは限らなかったりしますので、「物に対する投資」よりも払うリスクが多きくなりがちです。
ただし、お金しかリスクのない「物に対する投資」と違い、自己投資の場合は「仮に投資を失敗(目標を達成できなかった)しても、努力した分だけの知識や技術は残る」ことから、その知識と技術を「別のことに活かす」ことができれば結果として「投資の失敗」にならない場合もあります。
抱えるリスクは「物に対する投資」よりも多いですが、努力した分が「能力や経験」として培えるので、コストを払えるのであれば積極的に行うべきなのが自己投資です。
3.(自分以外の)人に対する投資
上記した自己投資はあくまでも「自分の能力を向上させる」という目的での投資でしたが、それ以外にも「(自分以外の)人に対する投資」もあります。
自己投資の場合、「本人が本人に対して投資する」という形なのですが、人に対する投資は「本人が他人に投資する」という形で行われ、「親が子供に習い事をさせる」のも人に対する投資に当たります。
もちろんこれは「親が子へ」という形だけではなく
・家族
・恋人
・友人
・後輩
・知人
などを対象に行わることが多いです。
「仕事の後輩に飲み代を奢る」なんてことは我々の生活の中でもよくあることですが、これも「後輩からの好感・信頼のため」や、「後輩のストレス解消によって仕事を円滑に進めるため」の投資ということになります。
人に対する投資は自己投資と同じく「時間、労力、お金」をコストとして行うものなのですが、「自分ではなく他人」という点で失敗のリスクが増えます。
自分に対する投資であれば全て自分でコントロールできるのですが、他人はコントロールできないからこそ「自分に投資するよりもリスクが高くなる」ということです。
世間によくある話として「恋人にお金をたくさん費やしたのに振られた」なんていう事例も「相手をコントロールできないからこそ」起こるものなので、他人に投資する際には「自分に投資するよりもリスクが高い」ということを理解して行うようにしましょう。
4.資産運用のための投資
一般的に「投資」と聞いて思い浮かべるのがこの「資産運用のための投資」です。
根本的には上記した「物に対する投資」「自分に対する投資」「人に対する投資」と同じく「リスクを負いリターンを得る」という形ですが、資産運用を行うジャンルとやり方によって、払うコストやリスクが変わってきます。
仮に何も勉強せず、なんとなくで資産運用としての投資を行うのであれば、物に対する投資と同じように「お金」しかコストがいらず、リスクに関しても金銭的なもののみとなります。
このような仕方での投資であれば、時間と労力がかからないというメリットはありますが、よっぽど運が良くなければ資産を増やすこともできないという、事実上のギャンブルであるためリスクは非常に高いものになります。
「投資=ギャンブル」と考えている方の多くは、上記した時間と労力をかけない投資のやり方での失敗例を見て「投資=危険」と認識しているのです。
しかし、自己投資のようにお金だけでなく「時間と労力」をかけることで、リスクは減らすことができます。
株、FX、不動産という有名所の投資家を「運だけで成功した」ということはできません。
どんな投資ジャンルでも「何年、何十年という期間利益を出し続けている投資家」がいる限り、それは運以外の要素が重要であるということの事実上の裏付けとなります。
ですので「資産運用のための投資」に関しては自己投資と同じように「時間、労力、お金」のコストを払い、自己投資と同じように目標を達成するために継続して努力することが必要なのです。
時間・労力をかけ、知識と技術を得た先には「資産運用のための投資」のメリットである「時間と労力がかからない」「レバレッジが効く」を体感できるので、行う際にはしっかりと時間・労力を使って知識や技術を得ながら行っていきましょう。
コストを投じてFXで安定的に資産を増やすためには
上記してきたように「投資」というものは実は気づかないうちに我々の生活に密接に関連しています。
一般的に認識されている投資は「資産運用のための投資」ではありますが、その他「物に対する投資」「自己投資」「人に対する投資」という投資も存在しており、資産運用のための投資以外は我々が常日頃当たり前のように行っているものです。
しかしそれらの投資も、実は資産運用のための投資と同じく「コストを支払い、リスクを負い、リターンを得る」という形で行われており、考え方は同じです。
逆に考えれば資産運用のための投資もそれ以外の投資も「同じ」なわけですので、資産運用のための投資に関してもそれ以外の投資と同じことを行うことで、確率論として「うまくいく」可能性は上がっていきます。
もちろんそれはFXに関しても同様です。
投資には必ずリターンを得るためにコストが必要であり、その投資ごとに必要なコストを投じなければリターンを得ることができません。
FXで言えば、リスクを最大限まで負い、ギャンブル的に資産を増やそうと考えるのであれば、FXの知識や技術なんてものは不要で、お金さえあれば「運が良ければ」資産を増やすことができますが、なるべくリスクが少なく、安定的に資産を増やしていきたいと考えているのであれば、自己投資と同じようにお金だけではなく「時間と労力」というコストもかけなければ「FXで安定して資産を増やす」というリターンを得ることができません。
ですので「投資にはコストが必要」という観点を忘れないで意識して頂き、FXで安定して資産を運用するためにFXに費やす時間や労力といったコストを投じて、知識や技術を磨いていって頂ければと思います。