

日々のトレードお疲れ様です。
また、ランクインされた方々おめでとうございます。
月曜から大きく相場も動き、またボラが大きい時間帯も比較的多かったことから、そのチャンスを見逃さず、しっかりと利益を獲得した会員様も多く見られました。
FXの基本は「利大損小」。
普段は無理せずコツコツ利益を積み上げ、チャンスがあれば大きく勝つという利大損小のトレードができるようになれば、資産増加率が上がり、資産構築までのスピードが早くなります。
ですので、現在既に高ロットのトレードをしている方以外は、チャンスを狙える技術があるのであれば積極的にチャンスを掴みに行きましょう。
当スクールPFCでは「FXで資産運用する方法を知る」と共に「FXで資産運用するスキルの獲得」を目指して、日々会員様にはFXに関する学習を行って頂いているわけですが、人によって「FXで資産を運用するスキルの獲得までの時間や習熟度」は変わってきます。
主にその理由は、その人が元々持っていた能力や今までの人生で培ってきた経験、学習に対する時間をどれだけかけることができるのかといった背景や、学習に対するご本人様のやる気などによるものです。
上記の要因に関して過去に起因するものは「変化させようのない、また変化させるのが難しいご本人様の環境」となるので、我々ではどうしようもできない部分ではあるのですが、やる気に関する「モチベーションの維持」という形で、また学習に対する時間があまり取れない方に対しての「学習の効率化」という形で、「より習熟度するスピードや習熟度を上げるお手伝い」をさせて頂いています。
だからこそ、本サイトでのコラムに関しても必然的に「学習に関する効率化」の話が多いのですが、今回は学習の効率化だけでなく、学習に対するモチベーションアップにも関わる「FXトレード上達に必要なこと」についてお話します。
習得・上達のために必要なこと
世の中のあらゆる事柄に対して「何かを習得・上達しよう」と考えた際には「学習」が必要になります。
この学習という言葉は一般的に「学問などの勉強」として使われることも多いですが、実は学習という言葉は以下のような意味も持ち合わせています。
学習(がくしゅう)とは、知識、行動、スキル(能力)、価値観、選考(好き嫌い)を、新しく獲得したり、修正することである。[1] 生理学や心理学においては、経験によって動物(人間を含め)の行動が変容することを指す。繰り返し行う学習を練習(れんしゅう)という。
引用::学習 – Wikipedia
上記のように学習には様々な意味を持ち合わせており、一般的な「勉強」の意味だけでなく、身の回りの出来事を新たにできるようになることや、それらを効率化ができるようなることも「学習」ということになります。
つまり学習とは、我々が気付いていない所で当たり前のように日常生活に深く関係している非常に重要なものです。
更に深く考えれば学習は、我々が生きていること自体に密接し、生きている限り切っても切り離せないものとなります。
我々の生活に意識していなくても密接に関係しているからこそ、その学習に対して意識を向けることで学習効率を上げることができ、それによる恩恵をより早く享受することができるということです。
そしてそれは日常生活における事柄だけでなく、勉強やスポーツ、そしてFXにおいても同様です。
学習に対して意識を向け、それによる恩恵をより早く享受できるということから、FXでより早く結果を出すことにも「学習に対する意識」が重要になってくるのですが、では具体的に学習に対してどのような意識をすればいいのか。
それは学習における「過程」を意識することです。
学習における「過程」とは
何事にも言えることですが、物事には「過程」が存在します。
ロクに勉強せずに学業でいい成績を収めることができないのと同様に、スポーツでも練習をしなければ上達するはずもなく、それは日常生活でも、そしてFXにおいても同様です。
つまりそれだけ「過程」というものは学習において非常に重要な役割を果たします。
だからこそ「学習の過程」に意識することが重要なのです。
しかし、ただ単に「学習の過程」と言われてもいまいちピンと来ないかと思いますので、意識するべき学習における過程のポイントをお伝えするとともに、「なぜ意識しないといけないのか」ということもお伝えします。
知識
学習における過程の中で大前提として意識しなければならないのが「知識」です。
何事もそうですが、何かを行う際に「その物事をどのように行うのか」という知識が必要です。
例えば料理をする際には
・どんな料理があるのか
・どの食材を使用すればいいのか
・どんな調理器具を使用するのか
・どのように調理器具を使用するのか
・どのような調味料を使えばいいのか
など、「【何をどのように】という知識」が必要です。
もちろん料理に限ったことではなく、言語も、スポーツも、もちろんFXも同様です。
FXで言えば
・取引ツールをどのように扱うのか
・どのように取引をするのか
・どうすれば勝ちやすいのか
・どのように行えばリスクを抑えられるか
など、その他多数ありますが、知識を蓄えておくこと、そしてその知識を十分に理解するということが必要になります。
中には「知識より経験の方が重要でしょ」という方もいらっしゃるかと思いますが、FXの場合、間違ったやり方で行ってしまうと負けを積み重ねてしまうだけでなく、場合によっては大きな金銭的リスクが発生する可能性がありますので、十二分に知識を蓄えておく方が「金銭的リスクを抑える」という観点からも有効です。
「知識よりも経験派」の方もいらっしゃるかと思いますし、「知識を蓄える」ことをついつい軽視してしまいがちですが、上記したように意外と知識は重要なものですので、しっかりと「知識を蓄える・理解する」ということを意識しましょう。
経験
学習における過程の中で、知識の次に意識しなければならないのが「経験」です。
「何をどのように行うのか」という知識があったとしても、それを自分の想定通りに行うことは難しいものです。
上記した料理の例で言えば、
・どんな料理があるのか理解していて
・どの食材を使用すれば理解していて
・どんな調理器具を使用するのか理解していて
・どのように調理器具を使用するのか理解していて
・どのような調味料を使えばいいのか理解している
といった場合でも、必ず美味しい料理を作れるとは限りません。
それがより高度なものであればあるほど、仮にその道のプロと同じ知識を有していたとしても、プロと同じ技術力を持っているわけではないからこそ、プロと同じ知識を有していたとしても、同じ料理を作ることは不可能なわけです。
だからこそ、その技術力を身につけるために「経験」が必要なのです。
もちろんFXも同様で、プロと同じ知識を有していたとしても、プロと同じように利益を上げることはできません。
だからこそ知識を元に「トレードするという経験」を繰り返し、経験値を溜めていく必要があるのです。
経験値を得る目的で繰り返しトレードする場合にも、上記したように金銭的リスクがあることから、必ず知識を得た上で行うようにしてください。
そうでない場合には大きな金銭的ダメージを負いかねないことから、必ず「知識→経験」の順番で行うようにしましょう。
技術
経験を積んだ先にあるのが「技術」となります。
上記した経験のセクションで軽く触れたように、「経験」は「技術」を習得するために行うものですので、この「技術」に関しても意識を向けていく必要があります。
「知識を元に経験値を積み、それによって知識を技術に昇華していく」ということをすることで、着実に上達していくことができます。
上記と同様に料理の例で例えるなら
・卵を片手で割る技術
・魚をさばく技術
・飾り切りをする技術
など、その他あらゆる技術があるかとは思いますが、全て経験を積むことで技術を得ない限り到底できないものです。
だからこそ「何かの上達」には必ず技術が必要で、故に技術を意識する必要があるのです。
むしろこの「技術」に意識を向けていなければ「経験値を積み上げる」ということができなくなってしまうので、「技術習得のために経験を積む」という形で意識をしておくのがいいでしょう。
そうすることでFX学習に関しても「技術を得た先の利益のために」という形で、必然的に経験を積むための「労力や時間」を費やしやすくなりますので、技術にしっかりと意識を向けておきましょう。
感覚
知識、経験、技術の先にあるのが「感覚」で、英語でいうと「センス」です。
知識をつけ、経験を積み、技術に昇華し、それを繰り返すことで「感覚」が磨かれていきます。
この「感覚」が磨かれていくことで、「確証は無くとも、結果として上手くいく」ことが多くなっていきます。
またまた料理の例で挙げれば
・この調味料を入れたら味が整う気がする
・この食材とこの食材を組み合わせたら美味しくなる気がする
といったような形で、しかも結果として上手くいく確率が高くなります。
ここで気をつけなければならないのは「知識・経験・技術が伴っているからこそ、その感覚が正しい方向で磨かれている」ということです。
ズブのド素人の感覚の場合は「知識・経験・技術」が伴っていないので、圧倒的に失敗する確率が高くなります。
つまり「感覚が磨かれていない状態」での安易な感覚での判断は危険ですので、感覚的な判断を下す場合は、必ず「知識・経験・技術」をきちんと行った上でするようにしましょう。
FXトレードのように「判断を下す」場合に特にこの感覚が「FXトレードで勝てるか勝てないか」を決める要因となってきますので、「感覚を磨く」ということに関してもしっかりと意識を向けていきましょう。
ただし上記したように感覚的な判断を下す場合は、きちんと「知識・経験・技術」の過程を十二分に行った上で行うよう注意しましょう。
学習の過程を意識し、勝てるトレーダーへ
以上「FXトレード上達に必要なこと」でした。
ひとえに「学習」と言っても、どの様に学習したらいいのか、どの様に学習したらFXトレード上達することができるのか、といった観点を意識していなければ学習効率も悪くなり、結果的に「FXで資産を運用する為のスキル」の獲得スピードが遅くなったり、習熟度がなかなか上がらないといったような状態になりかねません。
ですので、より効率よく、より習熟スピードが早くなるよう学習するためには、学習の過程に意識を向ける必要があります。
学習の過程は「知識・経験・技術・感覚」があり、「何かを習得、上達するために意識するべきもの」です。
初めに対象の事柄に関しての「知識」を得て、知識を元に「経験」を積み、経験を積むことで知識を「技術」へと昇華させていき、それらすべてから「感覚」を磨いていく。
この様に、きちんと「学習の過程」をしっかりと意識し、そして「なぜその過程が必要なのか?」ということを理解して行動すれば、着実にFXトレードに関しても上達していくことができますし、その過程を着実にこなしていくことで「目標が近づく」ことになるので、モチベーションも保ちやすいです。
ですので、なんとなく学習を行うのではなく、しっかりと「知識・経験・技術・感覚」の学習の過程を意識し、効率よく、またモチベーションを保ちつつ学習して頂き、「FXで資産を運用できる力」を着実に身につけていきましょう。