

日々のトレードお疲れ様です。
また、ランクインされた方々おめでとうございます。
中国で発生した新型のコロナウイルスがニュースを賑わせ、日本においても運悪くも感染してしまった方もいらっしゃるようです。
もちろん新型のコロナウイルスに関してもですが、今後大寒から立春にかけて1年を通して一番寒くなる季節となります。
風邪などにかかりトレードや学習ができなくなってしまってことはご自身のFX人生にとって大きな機会損失になりかねないので、体調を崩さないように防寒対策などに注意していきましょう。
資産運用ツールの一つとして存在しているFX。
資産運用ツールとして優秀な一方、間違ったやり方で行ってしまうと大きな金銭的リスクを背負い込むどころか、実際に大きな金銭的なダメージを受けてしまう可能性もあります。
せっかく資産を運用しようとしているのに、その結果として資産を失ってしまっては意味がありません。
そこで今回はFXで資産を失わないために必要な「負けへの意識とその対策」についてお話します。
FXで重要なのは負けないこと
・FXで資産を運用したい
・FXで資産を増やしたい
と考えた際に、多くの方は「勝てばいい」と思われる方が多いかと思いのではないでしょうか。
実際「FXで勝つ」ということは「自分が予想・予測した方向に相場が動き、決済をした」ということになり、その時点で「利益」が出ていることから、「FXで勝つ」こと自体は「資産を運用する」「資産を増やす」という観点から非常に重要なことです。
しかし勝ちばかりに意識が向いていると、FXで資産運用する上で勝ちよりも重要な「負け」に対して意識を向けることができなくなります。
「勝って利益が増えるなら、負けなんか気にしなくてもいいじゃないか」とそんな声が聞こえてきそうですが、実はFXにおいて資産運用、資産を増やすためには勝ちよりも遥かに「負け」に対して意識を向ける必要があります。
「コツコツドカン」という言葉を、FX関連の書籍やサイトなどで見かけたことがある方もいらっしゃるかと思いますが、この「コツコツドカン」という言葉は「コツコツと勝ち、ドカンと負ける」ということを意味しており、まさに「負けに対する意識が足りないとどうなるか」を表している言葉となります。
コツコツと頑張って増やしてきた資産を一気にドカンと失うことほど辛いものはありませんし、FXではドカンと負けた際に追証という証券会社に対しての事実上の「借金」ができることから、勝ちばかりに意識を向けている状況というのは非常に危険なわけです。
だからこそFXにおいては勝ちよりも「負け」に対して意識を向ける必要があるのです。
負けないために必要なこと
上記したように、FXにおいては負けることで借金を負う可能性があるため、「負け」に意識を向ける必要があります。
しかし誰しもFXで資産を運用している際に「負けようとして負けている」訳ではありません。
つまり「負けようと思っていない状態で負けている」ということになります。
「負けようと思っていない状態で負けている」ということは、完全に「意識の外側」で起こっていることになりますので、「意識の外側で起こっていること=意識できない」と認識してしまいそうですが、実はそうではありません。
誰しも病気や怪我をすることは想定していませんが、しかし一方で病気や怪我に対する保険に加入する方も少なくありません。
それと同様にFXにおいても「万が一に備える」ための保険が必要で、まさにそれが「負けへの意識」となるのです。
では具体的にFXにおいて「負けへの意識」をどのように行ったら良いのかというと、「損切り」になります。
損切りの重要性
上記してきたように、適切な運用ができていないとたった1度の取引で莫大な借金を負う可能性のあるFXでは、勝ち以上に負けに意識を向ける必要があり、FXにおいてはその負けの意識が「万が一に備えた保険」である「損切り」ということをお伝えしました。
実際この「損切り」はあらゆる書籍やネット媒体に重要だと記載されているのですが、このセクションでは具体的に損切りが「どのようなことから重要なのか」ということを具体的にお伝えします。
損切りとは「マイナスの状態で意図的に決済すること」で、FXにおいて「負け」の一種になります。
しかし損切りでの負けというのは、意図的に「損を抑える」形での負けとなるので、「ただの負け」ではなく、「資産を守るための負け」となります。
もちろん相場は上下するものなので、損切りをしないことで相場がたまたま自分の予測した方向に動き、結果としてプラスに転換するということは考えられます。
しかし損切りしないことで更にマイナス方向へ相場が動いたらどうでしょうか。
本来1万円で損で抑えられたはずなのに、結果10万円で損切りとなってしまえば大きな損失に繋がります。
最悪のケースは予測した方向から反対に大きく相場が動いて「強制決済(ロスカット)」され、証券会社に預けた証拠金をすべて消失するだけではなく、証拠金だけでは足りずに追証が必要となり、プラスして証券会社にお金を払う必要となる可能性もあります。
あらゆる媒体で「損切りが重要だ」と言われる所以はそういった背景があるからです。
つまるところ「損切り」というのはFXにおいて「負け」には違いないのですが、「負け幅を抑えて資産を守る」というのが損切りの役割ということになります。
最小限に負け幅を抑えてしまえば「勝ちを積み上げる」ことで資産をプラスに持っていくことが可能です。
ですので、FXで資産を運用する場合には「損切り」が非常に重要で、資産を失わないため対策として「損切りを適切に行う」ことが必要です。
負けを意識し、損切りを適切に行い、大切な資産を守る
以上「負けへの意識とその対策」でした。
FXで資産運用をしている方誰しもが「負けよう」と思ってトレードを行っていないことから、常に負けは不意打ちで襲ってきます。
「不意打ち=予期していない=意識していない」ということになるので、「負けに対して意識を向けることはできない」と思ってしまいがちですが、負けに対しては「別の形」で意識することが可能です。
それが「保険」としての負けへの意識です。
FXだけでなく、投資はリスク&リターンが基本です。
つまり「常に金銭的リスクが付きまとう」のが投資なわけですが、その金銭的リスクを最小限に抑えるために「保険をかけておく」ことが必要になります。
FXトレードにおいて負けを予期していないからこそ、意識していないからこそ、その負けに対する保険を「損切り」という形で行うことが必要となるわけです。
ちなみに当FXスクールPFCでは、損切りを「自動損切り」で行うというルールを設けています。
自動損切りは予め行った設定に基づき、万が一の負けに対し自動的に損切りを行うことで負けを最小限にできることから、負けのリスクを最小限に保ちつつトレードができます。
ただし、経済指標など大きく値幅が動く際は自動損切りが外れてしまいますので、PFC会員様含め経済指標前後は取引しないよう注意しましょう。
「資産を増やす」という観点からついつい勝ちばかりに注視してしまいがちですが、せっかく勝ちを積み上げても、負けて資産を失ってしまっては元も子もありません。
損切りや自動損切りを活用して負けた際のリスクを最小限に留め、資産を守りつつFXで資産運用を行っていきましょう。